森津学

森津学

森津 学

MORITSU, Manabu

素粒子物理学実験的研究をしています

  • 九州大学 大学院理学研究院素粒子実験研究室 助教
  • 〒819-0395 福岡市西区元岡744ウエスト1号館 B-809
  • moritsu.manabu_at_phys.kyushu-u.ac.jp
  • https://researchmap.jp/moritsu_manabu/

ACTIVITY 活動

加速器を使った素粒子物理学の実験的研究をしています。 現在は主に以下のミューオン・電子転換過程の探索実験をおこなっています。

2015 — ミューオン・電子転換過程の探索(COMET実験)

素粒子の標準理論を超える物理に迫るミューオン・電子転換過程の探索(COMET実験)をおこなっています。主要な測定器の開発、建設、性能評価および実験の背景事象抑制に向けた研究に取り組んでいます。

2021 — 2023 LHC ATLAS実験

大型ハドロン衝突型加速器(LHC)を使ったATLAS実験において、シリコン半導体検出器の運用と次世代機の開発に取り組みました。

2010 - 2014 ペンタクォークΘ+の探索

低エネルギーにおけるクォークの動力学の研究のためにペンタクォークΘ+を探して実験をしていました (J-PARC E19 実験)。博士論文のテーマです。 残念ながら探し物は見つかりませんでしたが、この研究により学位を修めることができました。

2007 - 2010 Ξハイパー核分光実験

Ξハイパー核分光実験(J-PARC E05)のための検出器開発と実験実施に向けての準備的研究をしていました。 修士論文のテーマです。J-PARCは新しい実験施設なので実験装置を建設したり、いろいろな検出器や回路に触れて実験家としての経験を積む時期でした。

BIOGRAPHY 経歴

2017年4月~2020年3月
高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 日本学術振興会特別研究員PD
2015年2月~2017年3月
大阪大学 理学研究科 物理学専攻 久野研究室 特任助教
2013年4月~2015年1月
大阪大学 核物理研究センター(RCNP) 教務補佐員、共同研究員
2007年4月〜2013年3月
京都大学 理学研究科 原子核ハドロン物理学研究室 修士、博士(修了)
2003年4月〜2007年3月
京都大学 理学部 (卒業)